2021年03月09日

パリに生きる女たち

『パリに生きる女たち』
La Vie de Femme a Pari.
秦 早穂子 著
時事通信社 刊
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色々なタイプの女性がパリで活躍している様子をドキュメンタリータッチで紹介している。
女優、ファッションデザイナーが圧倒的に多数を占める中で、本書の後半に登場する『洗濯屋さんの女性』が、一番面白かった。
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2021年03月02日

ちょっとキザですが

『ちょっとキザですが』
磯村尚徳 著
講談社 刊
昭和50年11月15日 第1刷発行
昭和51年01月24日 第4刷発行
1976年2月14日名古屋市中村区柳橋文化書房にて購入
2021年2月22日初読日
2021年3月02日終読日
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45年前に購入した本を読んだ。
購入した時は、タイトルの『キザ』の文字が目について、何となく敬遠していた。ふとしたことで今回45年ぶりに読み始めたところ、これが、無性に面白い本だと分かった。購入当時気になった『キザ』の影など全く感じないで全編読破した。磯村さんがとてもフランス贔屓なのが無性に同感できた。この本で一番勉強になったところは、フランス語を流暢に喋るには、簡単な会話をたくさん覚えること、という話。確かにそうかもしれないと思った。フランス映画を見ていると、あちこち自分でもわかる会話場面に出くわすが、そんな時、あ、これなら自分でも解説なしで分かる、話せる、と思う瞬間がある。それでいいなら、ちょっとだけ話してみようかな?と思えてきたから不思議だ。

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2021年01月10日

歌舞伎漫筆

『歌舞伎漫筆』
山川静夫 著
岩波書店 刊
2000年10月20日 第1刷発行

 NHKアナウンサーでともかく勘三郎びいきだった山川静夫さんが、一体どんな内容の歌舞伎の本を書いたのか、と思って読み始めたところ、なかなかいい出来に驚いた。決して勘三郎ばかりをベタ褒めにしていないどころか、フェアに、色々と、さらに舞台袖の役者にまで気を配り書いてあった。1ページ半くらいの短文で上手くまとめてあるので、サッサと読めて、次の内容に移るから、読むスピードも自然早くなる。三日ほどで読めた。
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2020年11月30日

人間への長い道のり

ハヤカワ文庫
ノンフィクション
『人間への長い道のり』
アシモフの科学エッセイ14

 この本では、地球の誕生から人類の誕生までを、アシモフ流に解説している。
人類学的な内容の箇所もあるが、概ね、現在の学会の意見と違わない。強いて言えば、アシモフ先生なら、アクア説をどう思うか聞きたいところだ。
 化学で物を考える習慣があるせいか、雨の降る原因を元素記号で解説しているところが面白い。また、地球が北極と南極でできているので、磁石計が使える。一方、太陽系の中にある惑星で、この両極が無い星もあるという。気体が多い星など。さらに、月までの距離は意外に短いので、ロケットで簡単に行ける。月の内部は、地球のような、溶けた鉄は存在しない、普通の岩石の塊であることなど、知らないことが教えてもらえた。
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2020年09月09日

こころを耕す

『こころを耕す』
山田法胤 著
ビジネス 社刊
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奈良の薬師寺で法を説く山田さんの仏法の話。
読んでいると涙が出てくる。
現在は、アメリカ式の経済観念で世の中が進んでいるけれども、
果たして、それが心を豊にしてくれる方法なのか?
日本人は忘れているぞ!
人を敬うこころ、感謝するこころ、気の毒だなとおもうこころを。
何もいちいちお金を振る舞えば済む問題ではない。
台風で家を失った人を見たら気の毒そうにと思いなさい、思うだけでも良いから。
自分より目上の人がモノを言うときは、耳をそばだててききなさい。
初めから馬鹿にして話を聞くモノではない。
父母は、子供に何かあれば、身命をとしてかばう。
その気持ちを育ててもらってありがとうと感謝しよう。
決して当たり前なことではないのだから。
お金は無いよりはあったほうが良いだろう、
だが、幾らあればこころが満足するのか?

ラテン語を習っていたとき、こんな諺があった。
守銭奴はお金を儲けるのに貪欲だが、
知識人は知識を集めるのに貪欲だ。
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2020年08月02日

アシモフの雑学コレクション

『アシモフの雑学コレクション』
アイザック・アシモフ 著
新潮文庫 刊
昭和61年7月25日発行
平成28年4月10日26刷
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 この印刷回数を見ても、随分長い間読み続けられて来た本だなと思われる。とにかくクイズのような内容で、いろいろなことが分かりやすく、面白く、しかも、かなりまとめて書いてある。
 私が感心した箇所も相当多いが、記憶に残り、しかも、これなら他人に自分の意見として、教えるように話ができる個所が次の文章である。

 言葉とコミュニケーション の章(P.276)
「世界中の主要なアルファベットは、3600年前、中東で使われた北セム語の表記を起源とする。ギリシア文字の最初の二つ、アルファとベータから、この呼称になった。」
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2020年07月28日

日本人の忘れもの

『日本人の忘れもの』
中西 進 著
ウェッジ文庫 刊
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 日本国語審議会委員、万葉集の研究者、文化勲章受賞者など数々の功績功労がある立派な人が書いた本。とはいえ、内容はすごく当たり前の話ばかり。確かに昭和から令和に移り、今や大正や明治の生まれの人が少なくなって来た時代には、昔の日本人が持っていた感性は、歳とともに失われて来たので、そうしたセンチメンタルな思いから書かれている気がする内容。
 つい、言いたくなる言葉に、『今の若者は・・・』があるけれど、古代ギリシア時代から、すでに、プラトンが、自分の弟子たちに向かって、同じような言葉を発していたようだから、いくら日本で、権威ある人といえども、自分より若い人達に向かって、習慣やマナーについて、いちいち口うるさく注意したくなるのも無理はない。
 ちなみに、プラトンの件は『アシモフの雑学コレクション』に載っている。(p.110)

この本の中で気になったのは、自殺者数だ。この本が書かれた当時で、約三万人に登る日本人が毎年自殺しているという。

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2020年05月21日

生命と非生命のあいだ

『生命と非生命のあいだ』
アイザック・アシモフ著
早川書房 刊
1968年5月31日 出版
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 出版は今から52年前にさかのぼる。とはいえ、アマゾンを覗くと、何と今でも文庫本になり、販売が続いているではないか。
これは何を意味するのか?当然、読者の支持が有るのであろう。50年前の記事とはいえ、著者の未来の読み方がある意味、興味あるもの、当っているところがあるのであろう。
 私が驚いたのは、血液の検査(精密な)により、その人の病気になる前の予兆が出来るようになる可能性が書かれているところだ(4.血がものをいうP.47~54)。
 次に面白かったのは(7.酵素と比喩P.66~75)である。その章で酵素によりヒトが消化器官の中で消化活動を行い、タンパク質をアミノ酸に変えると、人体の中に取り込んで、ヒトの細胞に必要な物質に変える話が有る。いままで、酵素がある物質を消化するために分解しやすくする働きが有るのは分かっていたが、この章を読んで、さらに理解を深めることが出来た。さらに、触媒の効果についても分かりやすい比喩があり、理解を深めることが出来た。触媒は、つまり、その存在だけである物質の活動を促進させる働きが出来、そのもの自体は、何ら体積などを増減することなく、つまり、ものごとをスムーズに運ぶ働きがあることが理解できた。
  
 この本のシリーズ名は、『空想自然科学入門B』である。なるほど、空想かもしれないが、50年前から現在を考えるとはいえ、著者の想像力は流石に現実味が有りすぎると思われる。本人に言わせれば随想らしい。それが、理屈、理論でまとめられた論文とは違い、一般人の我々に要領よく自然科学を説明する格好の入門書になっていると思う。

 (11.新しき光、出でよP.111~123)では、レーザー光線について解説している。大変に親切な解説だ。光回線が普通になった現在からすると、もはや当たり前の事象についての説明であるとはいえ、いままで誰も説明してくれなかったことばかりが具体的で分かりやすく説明してある。なるほど、だから電話回線なら局番が2回線はとれるし、テレビの局も何十回線がひけるし、画像すら4K、8Kの時代になってきた。きっともし著者が生きていたらとてもとても羨ましい時代になったものだと痛感するに違いない。

 (31.宇宙と未来 P.284)では、惑星間飛行の話が出てくる。太陽系の中で、地球から火星までをロケットを飛ばしてたどり着くのに約2年かかるとして、では、人類の住む地球と同じ星を求めて、銀河系の中の最も近い恒星に向かって飛行したとすると約100年掛るらしい。地球時間の100年は相対性理論により、光速での飛行が可能な宇宙船内ではわずか10年だとすると、搭乗者側の時間は20年で往復出来るのに対して、地球ではその間に200年が経過していることになる。さて、私はここで疑問に思うことが有るのだが、飛行船は片道100年掛るのに、その間、何の事故も起こらないのだろうか?また、コンピューターの故障は起こらないのだろうか?もし仮に隕石との衝突で機体に異常が起きたとき、どうやってその故障部分を修理するのだろうか?往復地球時間なら200年、飛行船内は光速だから20年として、その間に何も問題が起こらないで往復できる可能性はどの程度あるのだろうか?空気のないところでは機体に損傷は起きるはずがないとでもいうのだろうか?SF映画にでてくるような敵の攻撃などありえないから、往復は完璧に可能とでもいうのだろうか?ちょっと首をかしげたくなるのは、果たして私だけだろうか?
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2018年08月29日

NAGOYA CALENDAR 8

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I found this brochure in front of the entrance of the gate for the subway.
It is a very useful for the foreigners who live in Nagoya,it seems to me.
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2017年06月26日

日本海のイカ

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『日本海のイカ』
足立倫行 著
新潮文庫

 2016年の冬から『するめいか』、つまり『まいか』が不漁である。
この不漁、函館市が存立を危ぶまれる程の危険な水揚げがつづいている。
2017年5月に開催された『中珍』、正式名称『中部珍味食品協同組合』の総会では、この原因は、『2年前から始まる氷河期』によるものだ、という科学者の意見が発表され、話題を呼んでいる。
 つまり、世間で言われるような、中国や韓国の漁船による大掛かりな船団による日本海での操業により、いかの資源が枯渇している、ということではないらしい。
 『地球温暖化』に対抗してアメリカのドナルド・トランプ大統領が打ち出した政策に、辛くも後押しするような学説であるが、
調べてみると、案外この『氷河期説』が一部の科学者の間では、しっかり論議されているようだ。
『氷河期』といっても、『小氷河期』にあたるようで、現在の気温が2度程度地球規模で下がる現象が続く事を指す。
その原因は太陽黒点の減少となって現れ、事実、この二年間、太陽観測の上では、太陽の活動が低下している事を示す
太陽黒点の減少が観測されているそうだ。

 さて、その『氷河期』と『するめいか』の激減とはいかなる接点をもつのか、であるが、
この氷河期現象の一部として、昨年末のいわゆる、イカの産卵期に当たる頃、日本海の産卵海域に、突然、北から、冷たい海流が押し寄せ、生まれたてのイカの稚魚が全滅した模様、というのが、水産資源関係者の意見である。
ちなみに、こうした意見の真相を研究するために、早速、アマゾンを利用して、入手したのが下記の本である。
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